今年も沖縄アリーナを中心に ResorTech EXPO 2024 in Okinawa開催!
2020年にResorTech Okinawa「おきなわ国際IT見本市」としてスタートした本イベント。2021年の大会から「ResorTech EXPO」に名称変更し、今年、第6回の開催が決定いたしました。
昨年「沖縄発、Reboot Japan!」を合言葉に、コロナ禍を経て“再起動”した日本のITを、2024年は沖縄を中心に、いよいよアジア各国へと「つなげる(届ける)」フェーズを迎えようとしています。
そのフェーズを象徴するかのように、2024年は昨年に引き続き、台湾、韓国、ベトナムに加え、香港などが参加予定(2024年5月時点)。さらに国際色豊かにアップデートします。
会場は昨年同様、沖縄アリーナ(沖縄市)をメイン会場に、最新鋭のデジタルサイネージを駆使してさまざまなイベントを開催しながら、沖縄県内外の企業、さらには、海外企業とも数多く交流できる場を提供します。
・開催日:2024年11月14日(木)・15日(金)
・場所:沖縄アリーナ・オンライン
開催について2024年5月9日(木)にResorTech EXPO in Okinawa実行委員会による記者発表を行いました。
※「ResorTech」:Resort(リゾート)とTechnology(テクノロジー)を掛け合わせた言葉。リゾート地である沖縄の観光産業をテクノロジーで支えるという発想からスタートし、今では、「リゾート地沖縄のあらゆる産業を支え、その生産性や付加価値を向上させるテクノロジー」という意味で使われています。
※「ResorTech Okinawa(リゾテックおきなわ)」:沖縄において、デジタル社会を実現していく中で、社会・経済DXを推進する取り組みの総称です。
今年のテーマは「沖縄がつなげるアジアと日本」
今年のテーマは「沖縄がつなげるアジアと日本」。沖縄をアジアと日本のゲートウェイとし、地域発展を目指すリゾテックエキスポ2024が、テクノロジーを活用した文化・経済交流を推進。観光など全産業のDX促進と人材育成、産官学連携による地方課題解決を通じて、新ビジネスの創出と地域活性化を促進し、沖縄発の新たなイノベーションとビジネスを創出する役割となることを目指します。
今回のメインカラーは、「琉球藍」を基調にした色を採用しました。琉球藍は日本国内では沖縄にしか生息していない植物で、沖縄でしか出せない唯一無二の色。本州にも蓼藍(たであい)という植物が存在しておりますが、本州藍と琉球藍は、実は、植物分類上では全く異なる植物となります。
この沖縄でしか生み出せない唯一無二の藍色を基調色に、紅型の図形と組み合わせて、沖縄で唯一のリゾートとテクノロジーの祭典として新しい概念のイメージをつくり出しました。
上記のデザインコンセプト同様、展示会も再起動を核として、地域・業種・年齢の垣根を超え、更にひらかれた場となるよう、これまで行ってきた展示やセミナー、シンポジウムに加え、6つの新しい取り組みを実施予定です。
①沖縄アリーナでの開催
FIBAバスケットボールワールドカップ2023の会場にもなり、計20試合の熱戦が繰り広げられた沖縄アリーナにて今年も開催。来場目標1万5千人(リアル1万人、オンライン5千人)を掲げ、最新鋭のデジタルサイネージを駆使したイベントを企画し、多くの県外・国外企業の誘致を図ります。
②近隣施設・エリアとの連携
沖縄アリーナをメイン会場とするほか、沖縄市内の近隣施設やエリアを活用し、多方面でのイベント実施をすべく関係団体や行政と協力し、イベント周知や連携を検討していきます。
③県内他主催 商談会との共催・連携
より商談に集中しやすい環境を整え、更なるマッチング率の向上のため、ブース数の増加と事前ヒヤリングを見直します。
また、県内他商談会との共催を模索しつつ、DX化が求められている事業者に対し広くアプローチできるように活動・支援して参ります。
④イベント事前マッチング
沖縄をはじめ東京、大阪、韓国、台湾、香港など、県内外・海外のイベントへ出向し、相互出展や相互セミナー開催などの交渉を進めております。
⑤学生・一般来場者向け会場の設置
IT技術の『楽しい体験』を通じて一般の方々や学生に「IT」「DX」を知ってもらい、業界人材の可能性を広げられるよう、昨年度の取り組みを発展させ、一般の方もリゾテックエキスポに参加できる場を企画しております。
⑥イノベーション創出企画
県内スタートアップおよび中小企業の事業、取り組みを広く紹介し、認知度向上を図ります。更に、来場者様・パートナー企業とのマッチングの場づくり、企業同士の技術革新を目的とした特別イベントを企画します。
また、2024年の出展ブースのコンセプトは3つ。「国際ゲートウェイ沖縄」(アジアと⽇本をつなぎ地域を超えた新ビジネスの創出)、「 稼ぐ⼒の向上」(観光をはじめとした全産業のDXの推進とDX⼈材の育成)、そして、「 地⽅創⽣」(産官学による地域課題の解決)です。200社超の最新テクノロジーを間近に体験いただけます。
出展企業は下記にて随時更新いたします。
出展情報:https://resortech-expo.okinawa/exhibitor/
周辺エリアとの連携は、下記を検討しております。
・沖縄アリーナ敷地内
実証実験や一般向けのDXサブ会場
・沖縄IT津梁パーク(うるま市)
・サテライト会場
SCSK (沖縄県浦添市) ・THL (沖縄県うるま市)・羽田PiO(東京都)・HAVE A GOOD DAY Higashimachi(沖縄県那覇市)・マルチメディア館・みらい館(沖縄県名護市)
日本とアジアをつなぐDX・テクノロジーの祭典「ResorTech EXPO 2024 in Okinawa」を、リゾート地・沖縄の心地良い空間の中で味わって頂けるよう、実行委員会一同で準備を進めます。どうぞご期待ください!最新情報はこちらのサイトやSNSでも発信中。ぜひフォローしてくださいね。
■ResorTech EXPO in Okinawa 実行委員会 委員長
一般財団法人沖縄ITイノベーション戦略センター 理事長 稲垣 純一(いながき・じゅんいち)
「2020年の第1回から昨年の第5回まで、途中コロナ禍も経ましたが、幸運にも1度も中止することなく、今年、第6回を迎えます。昨年から本会場も沖縄市の『沖縄アリーナ』に移し、スポーツを目的としたアリーナをビジネスに活用している例は珍しく、(スポーツも盛んな)沖縄らしい特長が出せていると感じています。参加者も予算も回を追うごとに拡大し、今年度の予算は昨対比118%という規模になっております。皆さんのご支援のお陰で、リゾテックエキスポもここまで成長することができました。今回もよろしくお願いいたします」
■ResorTech EXPO in Okinawa 実行委員会 副委員長
一般財団法人沖縄観光コンベンションビューロー 専務理事 真鳥 洋企(まとり・ひろき)
「新型コロナウイルスの影響で沖縄の観光業は大きな打撃を受けました。コロナ禍を経て、新たに人材不足という課題に直面していますが、ITやDXの技術を活用して、人材不足への対応、決済システムなど利便性の向上に取り組むことができます。今後、インバウンドが増えるとキャッシュレス対応も必要になってくる中、沖縄の観光産業も“稼ぐ力”を付けないといけない。最新のITやDXのテクノロジーが見られるリゾテックエキスポ、今年も期待しています」
■ResorTech EXPO in Okinawa 実行委員会 CFO 兼 事務局長
一般財団法人沖縄ITイノベーション戦略センター 専務理事 山田 一誠(やまだ・かずせい)
「『ResorTech EXPO 2024 in Okinawa』」は『沖縄がつなげるアジアと日本』をテーマに、11月14日(木)と15日(金)の2日間で開催いたします。今回は、沖縄アリーナを本会場に、沖縄市のミュージックタウンコザ、浦添市のSCSKグループ沖縄センター、うるま市の沖縄IT津梁パーク、那覇市のHAVE A GOOD DAY HIGASHIMACHI BLD.、名護市の名護市マルチメディア館などサテライト会場を増やし、沖縄本島を“面”でつなぎます。また、昨年は208社の参加をいただきましたが、今年は250社の参加を目指し、かつ新しい取組として、学生層にアプローチをするコンテンツも増やしました。過去最大規模の開催となる今年のリゾテックエキスポを、どうぞよろしくお願いいたします」