知事あいさつ
はいさい、ぐすーよー、ちゅーうがなびら。
皆様、こんにちは。
今年も、国内外から250社以上の参加企業の皆様をお迎えし、「ResorTech EXPO 2024 in Okinawa」が盛大に開催されることを、心よりお慶び申し上げます。
沖縄はかつて琉球王国として、世界を結ぶ架け橋を意味する「万国津梁」の精神のもと、様々な国や地域と交流・交易を行ってまいりました。
今年のエキスポのテーマは「沖縄がつなげるアジアと日本」です。
コロナが明け本格的に海外との経済交流も回復する中において、本テーマを象徴するように、台湾や韓国などアジア各国から多くの関係者が来場される予定となっております。
本EXPOが、沖縄の優れたソリューションを海外へ展開する場として、IT産業と他産業の連携・共創を後押しし、また逆に海外の優れたソリューションを県内企業の皆様にご紹介する場となることで、産業DXの加速化に貢献することを期待しております。
沖縄県としましては、今後も本エキスポの開催支援を通じて、国内外の情報通信関連産業と他産業のビジネスマッチングの場を創出し、県内全産業のDXを促進してまいります。
結びに、本エキスポを通じて、国内外の企業の皆様の経済交流が促進され、「稼ぐ力」を高める一助となりますことを祈念申し上げ、御挨拶といたします。
いっぺーにふぇーでーびたん。
ありがとうございました。
沖縄県知事 玉城 デニー
委員長あいさつ
ResorTech EXPOの実行委員長を務めております、ISCO理事長の稲垣純一です。
早いもので、今回のResorTech EXPOは第6回目の開催でございます。これは2020年2月の「プレ開催」から数えての回数ですが、この2020年2月こそ、まさに新型コロナウィルスの影響が深刻化した時期でした。それからの4回は、常に延期か中止の可能性との闘いでしたが、4回とも、誠に幸運なことに1万人規模で、会場での対面による展示会を実施することができました。
今年の会場は、前回同様、沖縄アリーナ(沖縄市)をメイン会場に、最新鋭のデジタルサイネージを駆使してさまざまなイベントを開催しながら、沖縄県内外の企業、さらには、海外企業とも数多く交流できる場を提供します。
今年のテーマは「沖縄がつなげるアジアと日本」。 リゾテックエキスポ2024は、沖縄をアジアと日本のゲートウェイとすることにより、地域の発展を目指します。テクノロジーを活用した文化・経済交流を推進し、観光を始めとする県内全産業のDX促進と人材育成、各種の連携による地方課題の解決を通じて、新ビジネスの創出と地域活性化を促進し、沖縄発の新たなイノベーションとビジネスを創出いたします。
さて、今回のメインカラーは、「琉球藍」を基調にした青色です。琉球藍は主に沖縄とアジア近隣諸国に生息する種で、まさに沖縄で開催する国際イベントにふさわしいと考えました。この藍色を基調色に、紅型を連想させる図形と組み合わせて、沖縄で唯一のリゾートとテクノロジーの祭典として新しい概念のイメージをつくり出しているかと存じます。
このデザインコンセプト同様、展示会も、地域・業種・年齢の垣根を超え、更にひらかれた場となるよう、これまで行ってきた展示やセミナー、シンポジウムに加え、6つの新しい取り組みを実施いたします。
開催に向けてご協力いただきました、出展者・登壇者・協賛者とご参加の皆様には心より感謝を申し上げます。毎年進化するリゾテックエキスポに今年もぜひご参加いただき、それぞれの地域の発展に結びつけていただけますように祈念いたします。
実行委員長 稲垣純一