左から、山田 一誠 事務局長(一般財団法人沖縄ITイノベーション戦略センター)、稲垣 純一 実行委員長(一般財団法人沖縄ITイノベーション戦略センター)、有木 真理 副委員長(株式会社リクルート)

これまで4回にわたり、新型コロナウイルスによる影響を受けながらもリアルとオンラインのハイブリット開催で実施してきたResorTech EXPO in Okinawa(リゾテックエキスポ)。今年も開催が決定いたしました。

今年は2019年度末のプレ開催から4年ぶりに、新型コロナウイルスの影響を受けない開催となります。これまで好評だった展示やイベント企画は規模を拡大し、さらに「Reboot(再起動)」をテーマとして新たな取り組みを増やし、沖縄およびアジア全域の更なるDX拡大を図ります。

会場は、これまで行ってきた沖縄コンベンションセンターから沖縄アリーナへと移し、過去最多の1万5千人(会場に1万人、オンラインに5千人)を来場目標人数として掲げ、実施いたします。

・開催日:2023年11月9日(木)・10日(金)
・場所:沖縄アリーナ・オンライン

開催について2023年5月22日(月)にResorTech EXPO in Okinawa実行委員会による記者発表を行いました。

※「ResorTech」:Resort(リゾート)とTechnology(テクノロジー)を掛け合わせた言葉。リゾート地である沖縄の観光産業をテクノロジーで支えるという発想からスタートし、今では、「リゾート地沖縄のあらゆる産業を支え、その生産性や付加価値を向上させるテクノロジー」という意味で使われています。

※「ResorTech Okinawa(リゾテックおきなわ)」:沖縄において、デジタル社会を実現していく中で、社会・経済DXを推進する取り組みの総称です。

今年のテーマは「沖縄発、Reboot Japan!」

本展示会は、立ち上げからわずか3年で名実ともに沖縄最大のIT展示会に成長しました。今年は新型コロナウイルスによる制限緩和にともない、再起動という意味をもつ「Reboot(リブート)」をテーマに、さらなる拡張を目指します。

今回のテーマは「沖縄発、Reboot Japan!」。デザインには、これまで3回使ってきたリゾテックおきなわのマークが弾け散り、その破片が再構成されたイメージを起用。てぃんさぐ(ホウセンカ)が花ひらく瞬間のように、これまでの歩みがひらく展示会になればと願っています。

そしてデザインコンセプト同様、展示会もRebootを核として、以下の3つがひらける場を目指します。

①地域
これまで人数や渡航に制限がある中での開催でしたが、今年は「再国際化」を目標に、県外、海外からも多くの来場を予定しています。

②業種
今やどの業種にもDXは欠かせません。全産業はもちろん、すべての中小企業やスタートアップ、個人事業主まで、幅広く楽しめる展示をご用意しています。

➂年齢
これまで来場者の多くは現役ビジネスマンが中心でしたが、DXは経営者が率先して行う必要があるため、経営者層はもちろん、ビジネスマン予備軍である学生さんにも届くよう、あらゆる年齢層に向けた企画をご用意します。

上記3つをひらく施策として、これまでの展示やイベントに加え、新たに以下の実施を予定しております。

・沖縄アリーナでの開催
・グランプリに海外部門を新設
・学生向けイベントの実施
・スタートアップ・中小企業支援
・県外・海外イベントとの事前マッチング
(県外・海外のイベントへ出向き、相互出展や相互セミナー開催などの交渉を行う)

また共同開催として、沖縄スタートアップフェスタ2023を11月10日(金)、ワーケーションフェア2023を11月9日(木)・10日(金)に予定しています。
会場では、沖縄アリーナの最新鋭のデジタルサイネージを駆使したイベントを開催。リゾテックエキスポをこれまで以上に充実し、”弾けた”内容にできるよう、実行委員会一同で準備を進めます。どうぞご期待ください!
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各委員からのコメント

稲垣 純一 実行委員長(一般財団法人沖縄ITイノベーション戦略センター)
リゾテックエキスポは、3年間のコロナ禍の間に1万人規模の展示商談会が4回開催できた、全国的にも他に例を見ない幸運なイベントです。過去4回までは新型コロナウイルスに気遣いながら、できる範囲のことを一生懸命やってきましたが、今年は目一杯”弾けた”展示会が開催できるのではと思っています。

有木 真理 副委員長(株式会社リクルート)
弊社が沖縄で行う主な取り組みとして、中小個人事業主様の集客、バックヤード整備があります。支援を通して感じたのは、中小個人事業主様の成長が地域経済の成長に非常に重要だということ。それぞれが持つ課題を吸い上げ、リゾテックエキスポのコミュニティを最大限活用したビジネスマッチングの架け橋になれればと思います。

山田 一誠 事務局長(一般財団法人沖縄ITイノベーション戦略センター)
今年は施設内だけでなく周辺エリアとの連携も図りながら、地域一帯を活用したイベントに仕立てたいと考えています。広くオープンに実施することで、たくさんの方に最新のテクノロジーを見ていただく機会になれば幸いです。