宇宙×ResorTech?
「宇宙産業」を、ご存知でしょうか。
パッと思いつくのはロケット、でしょうか。もちろん、ロケットの製造・打ち上げも宇宙産業のひとつではあります。しかし、私たちの生活の中でもすでに宇宙産業を活用したサービスは多くあります。たとえば、測位サービス。位置情報をリアルタイムで把握し、カーナビやマップソフトなどを便利に使うことができるようになりました。
人工衛星を活用したサービスは、他にもいろいろあり、通信サービスを活用して飛行機内や船の上などでもインターネットを使えるようになりました。測位サービスは、IT産業との親和性も非常に高く、数多くのサービスやソリューションがいまも生み出されています。
宇宙産業・ビジネスの市場は今後、どんどん拡大していくことが見込まれています。本シンポジウムでは、宇宙産業の可能性をもとに、沖縄にどのような未来が生まれるのか、登壇者それぞれの立場からお話しいただきます。また、デジタル・トランスフォーメーションを加速させるために欠かせない、IT技術の高度化とIT人材の確保など、「稼ぐ力」を身につける学習プロセスについても触れていきます。
なんと、宇宙飛行士の、一般社団法人Space Port Japan 代表理事 山崎 直子 氏にご講演いただきます!
プログラム
①基調講演(40分):一般社団法人Space Port Japan 代表理事/宇宙飛行士 山崎 直子
沖縄において、宇宙や宇宙産業の可能性を語っていただきます。※アーカイブなし※
② 講演(40分):「下地島での活動について」PDエアロスペース 代表取締役社長 緒川 修治
沖縄県下地島での活動について語り、具体的な宇宙産業の取組のイメージを発信します。
③ 講演(20分):「宇宙、宇宙産業の魅力」宇宙航空研究開発機構 准教授 三浦 政司
宇宙産業の最先端技術のみならず、産業としてDXが行われてきたことを紹介します。
④ 講演(20分):「宇宙産業への人材育成」千葉工業大学工学部 教授 和田 豊
宇宙産業で必要とされる人材は、他産業でも必要とされる「稼ぐ力」をもった人材であるという観点からお話いただきます。
⑤ パネルディスカッション(70分)
宇宙産業との関わりの中で沖縄にどのような未来が生まれるのか、その可能性について、下地島空港における取組をはじめ、街づくり、産業、観光、ResorTech Okinawaへの波及など、それぞれの分野、様々な角度から議論し、夢を語っていただきます。
・PDエアロスペース株式会社 代表取締役社長 緒川 修治
・千葉工業大学 工学部 教授 和田 豊
・宇宙航空研究開発機構 准教授 三浦 政司
・公益財団法人みらいファンド沖縄 副代表理事 平良 斗星
・株式会社かねひで総合研究所 代表取締役理事長 花牟礼 真一
・三菱地所株式会社 空港事業部 部長 葛西 克彦
・ANAホールディングス株式会社 グループ経営戦略室 宇宙事業チームリーダー 鬼塚 慎一郎