人間とコンピュータの間の情報交換を促進することによって、豊かな身体経験を共有するBodySharing(ボディシェアリング)とHCI研究とその普及を目指す研究者兼起業家でいらっしゃる玉城様。

「BodySharingが実現する新しいコミュニケーションのかたち」のタイトルで、テクノロジーを活用して観光体験や遠隔農業を行った事例をご紹介いただける予定です。

同じく沖縄で、地方創生、地域資源活用、サステナビリティー、生物多様性、食文化継承、人権問題(特に先住民族)、地球温暖化などをテーマにしたコンサルティング活動、全国の地域行政、民間企業との 共同プロジェクトに関わり、インパクト・プロジェクト(営利・非営利)の構築とファンドレイジングを行ってきた、伊江氏とご対談いただきます。

H2L株式会社 CEO/琉球大学 工学部 教授 玉城 絵美

2011年に手の動作を制御する装置PossessedHand(ポゼストハンド)を発表しTime誌が選ぶ50の発明に選出。2012年にH2L,Inc.を創業し、UnlimitedHand(アンリミテッドハンド)、FirstVR(ファーストブイアール)などの製品を発表しサービスへと展開。2020年の国際会議AugmentedHuman(オウグメンテッドヒューマン)にて、近年で最も推奨される研究論文として表彰。

著書)
『ビジネスに効く! 教養として身につけたいテクノロジー』(2019 年 総合法令出版)、 『BODY SHARING 身体の制約なき未来』(2022 年 大和書房)

Ananthya株式会社 代表取締役 伊江 玲美

東京都生まれ、那覇、東京、ニューヨーク、カリフォルニア、イタリアで生活。スタンフォード大学 US -Asia Management Center の来客研究員(産学官民連携・サステナブルテクノロジー・アントレプレナーシップ・ソーシャ ルイノベーション論など)

恩納村でリゾートホテルの余剰食材を地域の食が十分でない子供たちに提供する「ZERO ハンガー沖縄 子ども食堂」を進めるNPO法人沖縄OCEAN活動を始める。この経験を基礎にこの活動をDX化し、沖縄全域に広げるための組織づくりを目指している。

2022年、沖縄県うるま市にFood/Biotechベンチャー、Ananthya株式会社を設立。沖縄の未活用資源を活用した、バクテリアナノセルロースの商業化を推進。サステナブルイノベーション・テクノロジーを軸に他業種連携を通じて持続可能な社会を創造することを目標としている。

プログラム

■基調講演(45分) ※リモート登壇

■対談(30分)

■質疑応答(15分)

日時:2022年11月17日(木)14:00-15:30

場所:沖縄コンベンションセンター・オンライン会場